心に浮かぶこと

日々の生活で心に浮かぶことの整理、そして子どもに残したいメッセージ

挑戦してみるということ

今日は娘をを連れて近所の公園に行き、滑り台で遊んだ。

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 その公園の滑り台を登るには、普通に階段で登るルートと、ロープと手すりを掴みながら傾斜を登るルートがある。傾斜を登るルートの方は、小さな子供にとってはそれなりの角度がある。娘は「傾斜のルートから登りたい」ということを私に態度で示した。「まだちょっと無理なんじゃないかな」とも思ったが、やりたがっているので、とりあえずやらせてみることにした。

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やはり最初はなかなか思うようには登れない。ただ、私が全面的に手伝ってしまうと、本人のためにもあまり良くないのと、私が手伝うと本人も不機嫌になってしまうので、基本的には手伝わなかった。安全のため、最初は軽くお尻を支えてあげた。2回目、3回目、必要に応じてお尻を支えてあげたものの、4回目くらいからはその支えもなしで上まで登った。最初私は「まだ無理なんじゃないか」と思っていたけれど、その日のうちに登れるようになってしまった。 

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子供が持つ「やってみよう」というエネルギーは本当にすごいと思う。その前向きさにいつも心を打たれ、励まされる。アンヨが出来るようになる頃の子供は、転んでも転んでも立ち上がってアンヨをしようと頑張る。何度転んでもアンヨをしようと頑張る姿勢は本当に素晴らしい。もしこれが大人だったら、「今日は3回やってみてダメだったし、昨日も何度かやってみてダメだったから自分には無理だな」と思ってしまうかもしれない。

 

自分自身を振り返ってみて、「これは無理かもな」と思い、自分で勝手に諦めてしまったことが過去にいくつかあったのではないかと思う。進学先であったり、大学時代の専攻であったり、職業の選択であったり。大学時代の専攻についていえば、受験生時代に「大学で専攻してみたいな」と思っていた分野があった。ただ、その科目を専攻した後の自分がどうやって食べているのかが思い描けず、いわゆる実学と呼ばれる別の科目を専攻することにした。食べていけるかどうかという点で、より安定していると思われる方を選んだ。一概にその選択が悪かったかどうかは分からない。しかし、出来るかどうかはやってみなければ分からないし、「良い結果になることを目指して、まずはやってみよう」という選択もあったはずだ。

 

自分のこれからの選択。最初から「これは無理かもな」と思うのはもう止めようと思う。世間で常識と呼ばれていることや、年齢などにはとらわれずやっていこうと思う。

 

年齢という点で思い出すのは、アンパンマンの作者で漫画家のやなせたかしさん。アンパンマンが人気作品になったのは、やなせさんが50代の時。そしてそのアンパンマンがアニメ化されたのは、やなせさんが69歳の時である。

 

自分もこれから、いろいろ挑戦してみよう。

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